4/23 update
◆こんにちは。
ナイトメアプロジェクトです。ナイトメア・プロジェクトへのご来訪、有難うございます。
■今月は
新生活おめでとうキャンペーン(?)ということで、皆様から送っていただいた体験談を、
毎週ご紹介させていただいております!
送ってくださった皆様、ありがとうございます!
私は昼間の誰かいる時間帯にしか読めませんが、
「私は平気!」という方は、ぜひ夜間にひとりで読んでドキドキしてみてください。
それでは今週の体験談、どうぞ!
10年ほど前、家族でアパートに住んでいた時の事です。
母は出張が多く、よく家を留守にしていました。
そんな母のいない夜の事です。
私は夜更かしをしてしまい、仕舞ってある自分の布団ではなく、近くにあった母の布団で寝てしまいました。(母がいないときはよくやってしまいました(笑))
眠かった為、すぐに眠りにつきました。
しかし感覚的にはすぐ、急に意識が覚め、驚いて動こうとしたら動けないのです。
目も開かないし、声もでない、なのに時計の音は鮮明に聞こえる。
所謂金縛り、というものなのですが、初めてあった私には何が起こってるのかわかりませんでした。
しばらく動け!動け!ともがいていましたが、動けず。
隣の部屋にいる妹に気付いてくれ、と必死に祈った時でした。
母の必死な声で、私の名前が叫ばれたのです。
すると、目が開き、身体が跳ね起きました。
唖然として、時計を見れば朝の6時。
当然の如く母はおらず、もしかして母に何かあったのではと不安になりました。
後日、帰ってきた母にその話しをしたところ、ケラケラと笑われ、衝撃のカミングアウトを受けました。
「よくあるのよね、金縛り」
しかし、誰の声も聞こえた事は無いとも。
よくあるとは驚きでしたが、私はなんとなく母に守られたように感じました。
今ままで聞いたことがない必死な声だったので、いまでも耳に残っています。
しかし、この話しには続きがあります。
何かあったのではという不安がなくなり、ホッとして不思議な体験だったなぁとしみじみ思っていた時。
母が出張に行き、数日後、足を痛めて帰ってきました。
次の日病院に行くとなんと折れていました。
しばらく松葉杖生活になり、治ってきてギプスが外れた時。
今度は会社で受けた健康診断で何か引っ掛かったと言うのです。
大きな病院で詳しく検査したらなんと、初期のガンが見つかり、すぐに手術。
まさかの不幸続きに、ふいに金縛りの事を思い出したのです。
急に怖くなりました。
その頃、調度よく新築の祖母の家への引っ越しが決まり、アパートを出る事に。
度々出張がある母の代わりに、できるだけ荷造りをしていた引っ越しの一ヶ月前。
また、母が足を骨折してしまいました。
流石に怖くて母に金縛りの事を再度話して、お祓いを提案しました。
しかし母は笑うだけで、結局お祓いをすることはありませんでした。
頼んだ引っ越し業者が来ないというトラブルはありましたが、なんとか引っ越し完了。
そして不幸はぱったりなくなりました。
あのままアパートにいたらと思うとゾッとします。
時々不思議な足音や物音が聞こえる祖母の家ですが、今は安心して暮らしております。
パワフルなお母様…
どうかお大事になさってくださいね!
しかし!不思議な足音や物音の聞こえるお家もなかなかスリリングだとおもうのですが…
でも怪我や病気などなく安心して暮らせるようになったのでしたら、良かったです!
今度は不思議な足音や物音の体験談をお待ちしております!
◆それでは、ごゆるりと、優しい悪夢の世界をお楽しみくださいませ…。
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