12/3 update
◆こんにちは。
ナイトメアプロジェクトです。ナイトメア・プロジェクトへのご来訪、有難うございます。
■昨今のゲーム事情、私の子ども時代と比べて変わったなぁと思うことが多々ございます。
中には
ちょっと残念だな、寂しいなと思うこともあるのですが、しかし、圧倒的に多いのは
「うらやましい」と思うこと。
とくにそう思ってしまうのは、やはり
『親世代のゲームに対する考え方』でしょうか。
我が家に初めてゲーム機がやってきたのは、私が小学生の頃でございます。
兄弟3人でお年玉をかき集め、やっとの思いで手に入れました。
それまではずっと、ご近所のゲーム機を持っているお友達の家へ、通っていたのです。
この
『ゲーム機を持っている友達の家に通う』という行動、今では考えられませんが、当時では
『よくあること』でございまして、多い日だとひとつのご家庭に
10人以上の子どもが集まることもありました。
今思えば、その家のお母さんは、ほんとに大変だったんだろうなぁと…
大変お世話になりました!
そんな状況からかなり遅れて卒業した私達兄弟ですが、その先に大きな壁が立ちはだかっておりました。それは…
『ゲームに対する親の偏見』
子ども達のお年玉だから…と購入を許されたゲーム機ですが、
「頭が悪くなる」「目が悪くなる」「不良が遊ぶもの」その他、親の偏見はすさまじいものでございました。
なので
「見ているだけで腹が立つ」と、さんざん文句を言われた挙句に強制終了されるなど、最初の頃は日常茶飯事でございました。
ところが、現代ではどうでしょうか!
各ご家庭の方針もあるため一概には言えませんが、子どもがゲームをすることにそこまで嫌悪する親御さんは、少なくなってきていると思うのです。
中には率先してゲーム機を購入してくれるご家庭まであるそうで!
つい先日もアリスのメインプログラマーT氏との会話で、そんなお話を聞きました。
何やら最近、PlayStation®4
(5ではない)を購入したらしいのです。
でも確か、以前にも購入したという話を聞いたんですよ。だから
もう壊したのかと呆れていると、
「違うって! 娘が一人暮らしを始めたんだよ。だから娘に買ったの」
おお、そういえば娘さんが就職をして家を出たという話、思い出しました。
私が入社した時小学生だった娘さんが就職ですか…なんだか感慨深いものがございます。
続けてちょっとウキウキしながら話すT氏。
「でね、最近さ、オンゲー(オンラインゲーム)に娘も加わったんだよ~」
「ほう、娘さんとオンゲーですか!」
「今までは友達と、友達んとこの息子達と、俺んとこの嫁さんと、息子と、一緒にやってたんだけどね」
「え、Tさんの家、PS4何台あるんですか!?」
「え、ないない! PS4は俺と娘だけで、あとはPCだよPC!」
「買ったのは全部俺だけど…(ぼそっ)」
この話は、私にとってとても衝撃的なお話でした。
ゲームに理解を示してくれる親御さんが増えてきたとは思っていましたが、まさか
一緒に同じゲームで遊ぶご家庭があるだなんて!
そして、一台でン万円するゲーム機やPCが、何台もあるだなんて…っ!
これは、家族仲が良くないと、そうそうできることではございません。
Tさんの家庭は仲が良いんだなぁとほっこりしつつ、ここまでいかなくとも、私の両親ももう少し
優しい目でゲームを見てくれていたらなぁと思ってしまったのでございます。
◆それでは、ごゆるりと、優しい悪夢の世界をお楽しみくださいませ…。
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