注意:このコーナーは『Seventh Blood Vampire・本編』とはあんまり関係ありません。
第1回:いじめたりない
レナ:
「7th Blood Vampire、プレイ、おつかれさまでしたー」
フレディ:
「おつかれさまでしたー!」
アーウィン:
「おつかれさまでした
フレディ:
「さて、ようやくコラムも本格的にスタートだね!」
「何の話からいこうか?」
レナ:
「んー…」
アーウィン:
「…そう言えば」
「吸血鬼、バラ、血、というキーワードから、『次回作は耽美モノですね!?』というメールをいただいたことがありましたね」
レナ:
「あー、そうね、そうそう」
アーウィン:
「結果、耽美の要素は皆無でしたけども」
フレディ:
「ナイトメア・プロジェクトに耽美を期待するのはねえ…」
レナ:
「もともと、モンスターっぽい、泥臭い吸血鬼がイメージだったの」
「それで、今度は、思い切り血みどろにしたいなあって思いがあったみたい」
アーウィン:
「出発地点から耽美とは真逆を向いていますね
フレディ:
「キャッチコピーからして、血を、もっと、血を、だからね」
レナ:
「でも元々は吸血鬼モノですらなかったんだよね」
フレディ:
「ケータイアプリ用の企画でもなかった」
アーウィン:
「遺跡モノでしたね。ホラーとしては非常に分かりにくかった」
「腕もないのに料理の難しい素材を気軽に持ち出すからです」
レナ:
「うっ…で、でね!」
「それで、もう少しぴんとくるようにって練り直して吸血鬼モノになったのよね!」
フレディ:
「あっ、そうだ!」
「元々と言えばさ、これってケータイ用に掘り起こされた当時は、ねえちゃん(レナ)とにいちゃん(アーウィン)の話だったって知ってた?」
レナ:
「えっ、そうなの!?」
フレディ:
「ケータイ用に練り直しってなったとき、偶然、レンタルDVDのコーナーで<美少女虐待モノの傑作!>って書いてあるホラーDVDを見かけたんだって」
「そんで、おお、世の中にはそんなジャンルが存在するのか、って担当者が感銘を受けて、ねえちゃんとにいちゃんが生まれたらしいよ」
レナ:
「ふーん、そうなんだー」
アーウィン:
「…………」
レナ:
「…って、えっ!?ちょっと待って!?」
「そ、それってつまり、私が<虐待される人>で、アーウィンが…!」
アーウィン:
「虐待するほうですね」
レナ:
「そっ…そういえば、私、なんだかわりとひどい目にあってたような気がする…!」
「特に第3夜とかっ!」
アーウィン:
「いいえ、レナ。そんなことはないですよ」
レナ:
「そ、そう…かな?」
アーウィン:
「あのくらいじゃ全然足りません」
「私はもっとしつこくいたぶりたかったのに」
レナ:
「!!」
フレディ:
「…ひょっとして、コラム第0回から、ねえちゃんへのあたりがちょっときついのって」
アーウィン:
「ちょっとしたうさばらしです」
レナ:
「ひどーい!!」
フレディ:
「(やれやれ…)」
第2回へ続く…。