注意:このコーナーは『Seventh Blood Vampire・本編』とはあんまり関係ありません。
第3回:疑惑、浮上
レナ:
「背が伸びないなんて…もう背が伸びないなんてっ……」
フレディ:
「はいはい。へこむのはあとでね!コラムやるよー」
レナ:
「うう…」
フレディ:
「引き続き、キャラ紹介、いくよ!今回は誰にする?」
レナ:
「じゃあ、フレディ…」
フレディ:
「オレでいい?」
「じゃ、ふたりともオレのことどう見えてたか言ってー」
アーウィン:
「そうですね、一言で言うと…」
「実にかわいげのないガキでしたね」
フレディ:
「悪かったな」
レナ:
「アーウィン、なんてこと言うの。そんなことないわ!」
「フレディは頼りになるし、優しいし、強いし、いろんなこと知ってるし、うーんと、あとは」
アーウィン:
「そういうところをひっくるめて、かわいげのないガキでしたね」
レナ:
「もう、アーウィンたら!」
フレディ:
「あー、でも確かに、オレ、すごい<イイ子>だったよね、今回」
「ほんとはもっと普通の12歳なんだけど」
アーウィン:
「まあ…状況的には仕方がなかったと思うがな」
レナ:
「状況って?」
フレディ:
「オレとにいちゃんは、このゲームでの立場上、説明役に回ることが多かったから」
「どうしても台詞が説明的になっちゃうことが多くてさ」
「余計なことまで喋ってるとアホみたいな台詞量になっちゃうし、あんまりイベントも増やせないから、」
「このタイミングでこれとこれを説明しとかないと!って詰め込まれたことが多くて」
レナ:
「そうなの、大変だったんだ」
フレディ:
「うん、そこはマジで大変だった…」
レナ:
「お、おつかれさま…」
アーウィン:
「大変だったと言えば、おまえのキャラモデルも大変だっただろう」
フレディ:
「…それはオレのせいじゃないしィ」
レナ:
「モデルが大変って?」
アーウィン:
「フレディは、ケータイに載せると一番、顔が変わるキャラだったんだそうです」
「PCの段階でかわいくできた、と思っても、ケータイに載せると、全然かわいくなかったりしたとか」
「妙に大人びて見えたり、カツラに見えたり」
レナ:
「ふうん?」
フレディ:
「最終的には何とか良くしてもらったんだけど、一番手間をかけさせたのは確かだなあ…」
「オレ、ほんとはもうちょっとかわいげがあるんだけどな。顔も、性格もさー」
レナ:
「大丈夫だよ!」
「フレディがかわいくなくても、カツラでハゲてても、私は好き!」
フレディ:
「……。いやいや。ハゲてないよ?カツラじゃないよ!?」
レナ:
「フレディの良さは髪の毛じゃないもの!」
「心配しないで!きっとみんな分かってくれるわ!」
フレディ:
「だからハゲてないってば!!」
第4回へ続く…。