注意:このコーナーは『Seventh Blood Vampire・本編』とはあんまり関係ありません。
第7回:君の名は
フレディ:
「さー、今回でキャラ紹介も終わりかな?」
アーウィン:
「…今回?まだ誰かいるのか?」
「だいたい全員出たと思うんだが」
フレディ:
「いーるよー。えーとね、アビー」
アーウィン:
「…アビー?」
レナ:
「だあれ、それ?」
フレディ:
「うわ!ねえちゃん!」
アーウィン:
「おはよう、レナ。早いお戻りですね」
レナ:
「おはよう、ふたりとも」
「だって、コラム、ふたりに任せっきりなの、悪いもの…早く起きて手伝おうと思って」
フレディ:
「うーん、危険人物ゾーンもちょうど終わったし、タイミングばっちり…」
レナ:
「?…何の話?」
アーウィン:
「さあね」
レナ:
「?…ねえ、それで、今、誰の紹介してるの?」
フレディ:
「アビーだよ」
レナ:
「アビー!」
「…って誰?」
フレディ:
「彼女にはねえちゃんしか会ってないんだよ」
「ほら…第1夜の中庭で出会った…」
レナ:
「あっ、もしかして、十字架のペンダントの人!?」
フレディ:
「そうそう。彼女ね、アビーっていう名前がついてます」
レナ:
「そうなんだ!」
フレディ:
「まあ、これは識別のために、名前がつけてあるだけなんだけどね」
「開発中に『十字架のペンダントの人の修正、頼みたいんだけど』とか『十字架のペンダントの人、チェックしてもらえますか』とか、長いじゃん」
アーウィン:
「確かに」
レナ:
「じゃあじゃあ、他にもいるのかな?こっそり名前がついてる人!」
フレディ:
「いるよー。マイク」
レナ:
「マイク!」
「…さらに、誰?」
フレディ:
「マイクは、冥使化した男性として作られたんだけど、だんだん出番が減っちゃってさ」
「それでも、かなり終盤まで1シーンだけ出演してたんだけど、最終的にその役をマシューに取られちゃってね」
レナ:
「え…じゃあ…出てないの?」
フレディ:
「うん。出てないの」
レナ:
「まあ…かわいそう…」
「あっ、でも、こういう場合って、だいたい壁紙とかになってお披露目されるのよね?」
アーウィン:
「…今回は無理じゃないですか」
レナ:
「ええ、どうして?だって、せっかく…」
フレディ:
「ねえちゃん、マイクは冥使化してるんだよ。そりゃもう絶好調に」
「それをケータイ開けるたびに眺めたい人なんているかなあー」
「少なくとも、オレはやだね」
レナ:
「そんなあ…」
アーウィン:
「まあまあ、大丈夫ですよ、レナ」
「あなたがどうしてもと言うのなら、壁紙にしてもらえるよう私から頼んでみますから」
レナ:
「ほんと?ありがとう!それじゃ…」
アーウィン:
「ああ、でも、あなたはケータイを持っていませんでしたね」
「仕方ない、それじゃ、大きく引き延ばして部屋に貼ってあげましょうね。“壁紙”ですからね」
レナ:
「は…配信反対っ!!」
第8回へ続く…。