オズの国の歩き方コラム タイトル画像

注意:このコーナーは『オズの国の歩き方・本編』とはあんまり関係ありません。

第9回:ナイトメア的胸きゅんポイント
オズ:
「さて、これでメインどころはいいとして…あとはサブキャラか。…しかし、今回キャラ多いよなあ。これ、全部――って、おい、ドロシー!? 何、倒れてるんだ?」

ドロシー:
「…52体」

オズ:
「え?」

ドロシー:
「キャラ絵のある子だけで52体…!! ない子も入れれば85体オーバー…!!」

オズ:
「………。改めて数字で聞くと、すごいな。スマホアプリで使っていいキャラ数じゃないような…」

ドロシー:
「だからだめなのよ、世界を歩いちゃだめなの!! 今後はご町内を一歩もでない感じのホラーでっ…!!」

クロウ:
「ドロシー、泣かないでヨー。ヨシヨシだヨー」

ジャック:
「<迷ヒ家ノ鬼>のように表情変化のあるシステムではなくて、ようございましたね」

オズ:
「ほしいってひとはいるだろうけどなあ」

ドロシー:
「ナイトメア・プロジェクトは、基本的にお客様の想像力を信じているの! 脳内補完こそが最強だという理念をもって――」

オズ:
「かっこよく言ってるだけだろ。…しかし、これだけいると、サブキャラの紹介、手の着けようがないな」

ジャック:
「そうですね。全員は無理ですし、キャラクターの人気投票なども行われておりませんので、とっかかりがございませんね」

ドロシー:
「そうなのよねー」

レオン:
「ちょ…ちょっと待て! 人気投票は行われておらぬのか!?」

ドロシー:
「うん。その予定があるかどうかも知らない」

レオン:
「で、では、前に言っていた、クロウが一番人気だというのは、嘘なのだな!? テキトーな情報なのだな!?」

ドロシー:
「いやあ、それは間違いないと思うよ。だって、サポートからそういう情報が流れてきたし。うっすい情報だったけど」

レオン:
「しかし、うっすい情報なら――!」

ドロシー:
「薄い情報しか出せない状態なのに、そういう情報が回ってくるってことは、相当人気があるってことの証拠なのよ」

レオン:
「ぐぐぐ……!」

ドロシー:
「ほら、お客様からのコメントがこちら」

お客様:
『チェシャ猫ポジのクロウにキュンキュン』

レオン:
「……理解できぬ!! 余には理解できぬッ!! 包丁持って、脳みそをつけねらうカカシのどのあたりが、お客様とやらをときめかせるのだ!!」

オズ:
「確かに。チェシャ猫といい、クロウといい、ナイトメアのお客さんって、ちょっと変わったのを好む傾向があるよなあ」

ドロシー:
「そうなの。そうなのよ。その点については私もずっと不思議に思ってた…だけど、今回、クロウが妙に人気があると聞いて、私はついに、ひとつの真実にたどり着いた! 皆、気づいた!? このふたりには重大な共通点がある!!」

ジャック:
「さようでございますか、お嬢様?」

レオン:
「なんだ!? 教えろ!」

ドロシー:
「チェシャ猫とクロウの共通点、それは――」

「体の一部が離脱する」

ジャック:
「…………」

レオン:
「…………」

ドロシー:
「私が思うに、ナイトメアのお客様をキュンキュンさせてるのはここに違いないと――!」

オズ:
「いや、たぶん、違う」